2022年7月、法務省は秋葉原無差別殺傷事件で殺人罪に問われ死刑が確定した加藤智大死刑囚の刑を執行したことを発表されました。
その加藤死刑囚が獄中で描いた絵について話題になっており紹介します。
2008年に発生した秋葉原無差別殺人事件の犯人は加藤智大
事件の経緯まとめ
加藤死刑囚は2008年6月8日昼過ぎ、東京・秋葉原の交差点に2トントラックで突入した後、通行人らを両刃のダガーナイフで次々と刺し、当時21歳の女性と19~74歳の男性6人の計7人が死亡し、10~50歳代の男女計10人が重軽傷を負いました。
加藤死刑囚は派遣社員として職場を転々とする中で、社会への不満を募らせ携帯電話の掲示板サイトに没頭するようになりました。
そこで嫌がらせを受けたなどとし怒りを募らせ、事件を計画。
トラックで交差点に突入する直前には、「秋葉原で人を殺します」と掲示板サイトに書き込みをしていました。
その後、殺人などの罪に問われ、1.2審ともに「相手のことを全く顧みない人間性の感じられない残虐な犯行」と認定し2015年に死刑が確定していました。
クローズアップされた加藤死刑囚の家庭環境
事件当時、加藤死刑囚の家庭の異質さがクローズアップされ、母親がしつけに厳しくテレビを見ることができるのは「ドラえもん」「日本昔ばなし」だけで、勉強ができないと風呂に沈められたこともあったと言われていました。
加藤死刑囚には弟がいたのですが、事件後からマスコミに追いかけられ職場も退職せさるを得なくなっていきます。
唯一生きる希望であった彼女の存在は大きかったようですが、いざ結婚になると彼女の両親から猛反対されてしまい生きる希望を失った弟は、自死を選択されてしまい28歳の若さで亡くなりました。
母親は、事件後に精神病院に入院してしまうなど、家族も不幸な人生になってしまいました。
加害者の家族も犯罪者のように世間から追われ、なんとも言えない気持ちになってしまいます。
加藤死刑囚が描いた絵が怖いと話題
加藤死刑囚が描いた絵とマスに埋められた鬱の文字
加藤死刑囚の描いた絵が、イラストロジックでマス目を埋めると絵になるというもの。
ただ、マス目の中に「鬱」という字が埋められていることと、A4用紙81枚にも及ぶアイドルマスターの絵だということで怖くてヤバイと話題になりました。
ネットの声まとめ
まとめ
2008年の秋葉原無差別殺傷事件で殺人罪などに問われ、死刑が確定した元派遣社員・加藤智大死刑囚の刑は2022年7月26日午前に東京拘置所で執行されました。
刑が執行されても被害者やご家族の傷が癒えるわけではなく被害者のご冥福をお祈りするとともに、今後このような痛ましいい事件が起きないよう願っています。
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