政府は6日、物価やエレルギー価格の高騰を受け。所得の低い住民税非課税世帯に5万円を給付する方向で調整に入ったことがわかりました。
9月9日に開く予定の「物価・賃金・生活総合対策本部」で取りまとめる追加対策に盛り込む方針であると報じられ、ネット上では非課税世帯への給付金に対して、中間層も苦しんでいるという声が多く上がっておりまとめてみました。
物価高騰はいつまで続く?
物価高騰の原因は戦争?
第一の理由は、ロシアのウクライナへの侵攻です。
両国が生産する原油や穀物の供給が滞るとの不安が世界的に高まり、価格が高騰し、その波が日本にも押し寄せているからです。
第二の理由は、急速に進んだ円安です。
日本が輸入に頼るモノの価格は、円の価値が下がると支払いにより多くの円が必要になり、割高になります。
高騰する原油や食料品などの輸入品が円安でさらに値上がりしているのです。
物価高騰はいつまで続く?
経済学者・上武大学教授の田中秀臣氏の見解では、
「値上げラッシュはいつまで続くのでしょうか」という問いに
「コストが上がることによって価格が上がるという動きは、長引いても来年の頭ぐらいで終わる可能性が高いです。物価の上昇率は前年比で見るので、今年上がりすぎた分、来年は(上昇率が)あまり目立たなくなると思います」と推測しています。
続けて、値上げされたモノが最終的に値下がりする可能性も潜んでいると現状に警鐘を鳴らしました。
「しかし一番重要なのは我々はお金がないということ。消費したくてもできないという状況のほうが深刻なんですよね。物の値段が上がっても買う人がいなければ価格は下がるんですよ。特に食品は、冷凍食品は別として、夕暮れ時のスーパーで値引きシールを貼られた食品が店頭に並び始めるかのように値下がりが起こりかねません」
物価高騰の高止まりは、来年の頭ぐらいの予想ですが、物価は上がっても給料が増えない中間所得層は辛いですね。
非課税世帯に5万円給付の報道を受けネットの声まとめ
まとめ
来年の頭まで続く見通しの物価高騰ですが、戦争の影響や新型コロナの影響など国内ではどうしようもできない要因に阻まれ本当に高止まりになるのか不安がいっぱいです。
非課税世帯や子育て世代には、いつも給付金が支給されますが中間所得層や子供のいない世帯には給付されないという不公平さがある気がします。
物価高騰への対策であれば、一律に給付金を支給できるようにして頂きたいと個人的には思ってしまいますが、自分より非課税世帯の人の方が生活に困窮しているのかと思うと何とも言えなくなってしまいます。
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