8月28日の午後に宮城県七ヶ浜町の住宅で、この家に住む高齢の兄弟が死亡しているのが発見される事件がありました。
弟の嫁である49歳の女性が首などから血を流して倒れており病院へ搬送されましたが死亡がかくにんされ無理心中の可能性もあるとして警察は詳しい状況を調べています。
介護疲れによる無理心中の可能性
亡くなられた高齢の兄弟は、この家に住む兄・渥美寛さん(73)と弟・勝さん(70)と弟の妻・一枝さん(49)です。
情報によりますと、この妻は夫と義兄の2人の介護をしていたようで無理心中の可能性も高いようです。
1階の寝室で渥美實さん…死因(絞殺)
居間で弟の勝さん…死因(絞殺)
風呂場で一枝さん…死因(首や手から血を流しており近くに刃物)
事件現場は宮城県七ケ浜町菖蒲田浜海水浴場の近く
事件現場は、七ケ浜町役場から南西へ約2キロの住宅街との情報です。
近くに菖蒲田浜海水浴場があるようです。
宮城県というと東日本大震災で大きな被害を受けた地域です。
七ヶ浜町は東日本大震災の大津波により、町の面積の36.4%が浸水しました。
12.1mの大津波は、尊い命、住宅や財産を一瞬にして奪い去りました。ライフラインが遮断され6,143名が36箇所の避難所で余震が多発する不安な日々を過ごしました。
町内7か所に421戸の応急仮設住宅が整備され、被災した方は避難所から応急仮設住宅での生活が始まりました。
その間、町では災害公営住宅の整備、防災集団移転事業や土地区画整理事業など復興事業をい、平成29年3月に応急仮設住宅を解消しました。
まだまだ、復興事業の途中ではありますが、少しづつ賑わいを取り戻しつつあります。
地区によっては、綺麗な住宅が並ぶところもありますが、ニュースの映像を見る限りでは、復興がされていない地域か該当しない地域だった可能性がありますね。
まとめ
無理心中のニュースが最近増えたように感じます。
今回お亡くなりになられた渥美さん一家のご冥福をお祈りします。
少子高齢化が進む中、介護を必要とする人口が増える一方、介護する側の人口は減っています。
これから先何十年も同じ時代が続いていくことも予想できますね。
介護施設に入所するにも費用の面で困難なケースも多いのが現実です。
日本でも貧富の差は拡大しつつあり平和な日本は都市伝説へ変わってしまうかもしれないと不安に感じますね。
不安のない時代が来るよう願っています。
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