2022年8月17日、大量のアルコールなどを摂取させて知人の男子大学生を殺害したとして広島県警に逮捕された南波大佑容疑者ですが「殺害しようという目的はなかった」と容疑を否認しているようです。
では、殺害に至った目的は何だったのでしょうか?
被害者の体内からは睡眠導入剤や精神安定剤などが検出されており、他人から摂取させられた可能性が浮上しています。
大量アルコール摂取で男子大学生を殺害?南波大佑容疑者逮捕の事件まとめ
事件の経緯
去年11月、広島県廿日市市内のホテルから搬送された男性が翌日、病院で亡くなりました。警察は、ホテルに一緒にいた知人の男に、去年から事情を聞いていましたが、容疑が固まったとして、この男を逮捕しました。
逮捕されたのは、広島市西区の職業訓練生 南波大祐容疑者(31)です。
警察によりますと南波容疑者は、去年11月21日夜、廿日市市のホテル内で、愛知県の大学生 安藤魁人さん(21)に何らかの方法でアルコール等を大量に摂取させ、翌日、廿日市市内の病院で低酸素脳症により亡くならせた疑いがもたれています。
事件当時、南波容疑者は「一緒にいた男性の意識がなくなった」という内容の119番通報をしていて、病院にも一緒に行ったということです。
調べに対し、「殺害しようとする目的はありませんでした」と供述しているということです。
南波容疑者は去年2月、愛知県を訪れたときに、安藤さんが活動していた団体の勧誘を受け、知り合ったということです。去年11月21日、安藤さんは、団体の活動の一環で広島に来て南波容疑者と会っていたということです。
南波容疑者は、去年11月9日、自分の弟の健康保険証を不正に利用して広島市西区の医療機関を受診し、医療費7560円相当の財産上の不法の利益を得て、薬局で精神安定剤など150錠の交付を受けたとして、詐欺の疑いで先月逮捕され、容疑を認めていたということです。(16日付け起訴)警察は、この詐欺事件と、今回の事件にも関連があるとみて調べています。
RCCの取材に対し、ホテルの関係者は「去年の11月に男性2人組で、若い男性がおんぶされて入ってきた。最初は数時間の利用で部屋に入ったが、数時間後、『宿泊に切り替えたい』とその若い男性がフロントに言いにきた。その時は水をかぶったように汗びっしょりで、部屋に戻る時には、自分の部屋が分からないかのように廊下を徘徊しているような様子だった。その後、フロントを通さずに呼ばれた救急車がきて、若い男性が運ばれていった。救急車には、一緒に来ていたもう一人の男性も乗っていった。その日のうちに、ホテルに警察官が数人来て部屋の中を調べていたようだった」と話しています(引用:中国放送)
南波大佑容疑者と男子大学生の関係とは
2人の顔画像がネットで出ていましたが、確定ていないため画像処理しています。
南波大佑容疑者と、亡くなった安藤魁斗さんは昨年の2月に南波大佑容疑者が愛知県を訪れた時に安藤魁斗さんから声をかけられたことがきっかけで、知り合ったといわれています。
声をかけたのも団体の勧誘ということですが、何の団体かまで詳細については報道されていません。
また、南波大佑容疑者の職業は訓練生であり、 定職についていなかったことや知人の証言でマルチ商法のような活動をしていたようなので2人の関係性については闇があるのかもしれません。
顔特定!送検される南波大佑容疑者画像
マスクを着用しているため、目の周囲しか見えませんがイケメンっぽい感じもします。
男子大学生が亡くなった現場はラブホだった!
ラブホに入店時も様子がおかしかった?
フロントマンの証言
去年の11月に男性2人組で、若い男性がおんぶされて入ってきた。
最初は数時間の利用で部屋に入ったが、数時間後、
『宿泊に切り替えたい』とその若い男性がフロントに言いにきた。
その時は水をかぶったように汗びっしょりで、部屋に戻る時には、自分の部屋が分からないかのように廊下を徘徊しているような様子だった。
その後、フロントを通さずに呼ばれた救急車がきて、若い男性が運ばれていった。
救急車には、一緒に来ていたもう一人の男性も乗っていった。
その日のうちに、ホテルに警察官が数人来て部屋の中を調べていたようだった。
ホテル従業員の証言
お酒に酔ったという感じではなくて、顔がゆがんだというか、自分も見たことないような顔をしてたので、これはなんかおかしいなという感じだった
2名で、時間が16時30分くらいに来店している。ちょっと行動がおかしいような感じでふらふらしてたので、自分はすぐフロントに『あそこの部屋の人物怪しいですよ』という報告をした
- 2021年11月21日の午後4時半頃
- 広島県廿日市市のホテル
- お酒に酔った感じでふらふらと入ってきた
- 数時間後、宿泊に切り替えた
- その時も汗びっしょりで、ふらふらして廊下を徘徊
- 夜になって被害者の意識がなくなった
- 南波大祐容疑者自身が119番通報
- 11月22日の未明、低酸素脳症で亡くなる
南波大佑容疑者が自ら119番通報していた
フロントの証言より、ホテルに入ってから数時間後に容疑者が自らフロントを通さずに119番通報をしていることがわかっています。
救急車にも同乗されており、何らかの原因で被害者の意識がなくなり、自分ではどうしようもなくなったため助けを求めたと考えられますね。
直接の死因は低酸素脳症ということなので、嘔吐物か何かで気道が塞がり呼吸が出来なくなったということのようです。
アルコールを大量摂取されたのは別の動機があった?
ネットでのコメントでこの事件に関して、すごい憶測を見つけました。
レ○プ目的で眠剤と酒を飲ませたってこと?
酔わせて掘ろうとした?
お◯からアルコールを入れると、アルコールが吸収されやすい
殺害が動機でないとするならば、別の目的があるはずですね。
ネットのコメントを見て、何となく腑に落ちる部分もありますが、今後捜査が進む中、事件の詳細は明らかにされていくと思いますので待ちましょう。
まとめ
今回の事件は、逮捕された南波大佑容疑者が「殺害しよういう目的はなかった」と殺人容疑を否認していることで、動機や殺害に至った経緯が注目されています。
一刻も早い事件の解決を祈っています。
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